HOME >> セキュリティ情報 >> αWebのセキュリティ対策 >> マルウェアブロッキングサービスの提供について
αWebではインターネットを安全・安心してご利用いただくために、一部のサービスにおいて、悪意のある第三者が管理するC&Cサーバとの通信を遮断する「マルウェアブロッキングサービス」を提供いたします。
マルウェアブロッキングとは
お客様のパソコン機器等がマルウェアに感染した際に、指令を発するC&Cサーバへの接続要求を検知し、α Webにて自動的に該当の接続を遮断するサービスです。
C&Cサーバへの接続要求を遮断することにより、C&Cサーバから配信される新たなマルウェア感染やインターネットバンキング不正送金被害、お客様の情報流出等の危険性を軽減します。
お客様のパソコン機器等がインターネットへ接続する際、弊社が保有するC&Cサーバ情報を含むブラックリストと照合し、合致した際はお客様パソコン機器等に対して接続情報を提供しないことによりインターネット接続を遮断します。
- ①
- 接続先サーバー名をDNSサーバーに問い合わせる
- ②
- 問い合わせ情報をブラックリストDBと照合する
- ③
- 照合結果をDNSサーバーに返答する
- ④
- 照合結果がOKなので接続情報を返答する
- ⑤
- 接続先サーバーへ接続する
- ①
- 接続先サーバー名をDNSサーバーに問い合わせる
- ②
- 問い合わせ情報をブラックリストDBと照合する
- ③
- 照合結果をDNSサーバーに返答する
- ④
- 照合結果がNGなので接続情報は返答しない
- ⑤
- 接続先サーバーへ接続できない
- ※
- マルウェア:悪意のあるソフトウェアの総称。コンピュータに感染し情報の搾取や遠隔操作を自動的に実行するプログラム。
- ※
- C&Cサーバ:マルウェアに感染した端末を踏み台にして正規のサーバや第三者のコンピュータに対して攻撃やウイルスを感染させるなどを遠隔で指示をおこなうサーバ。
対応サービス
- FTTH接続サービス フレッツ光コース(IPv4)
- ADSL接続サービス フレッツコース
- ISDN接続サービス フレッツコース
提供開始日
2017年10月12日
ご利用方法について
対応サービスをご利用で、DNSサーバのアドレスを「自動的に取得する」設定であれば特に設定の変更なくご利用いただけます。
ご注意
- DNSサーバを自動取得としていない場合は対象外となる場合があります。
- マルウェアブロッキングサービスによりブロッキング対象と判断された際、お客様のパソコン機器等に対して接続不可情報を送信します。この場合、ブラウザ等は該当のサーバへの接続ができません。そのため、ブラウザでは「ページを表示できません」等のエラー画面が表示されます。
- 対応サービスが提供している以外のDNSサーバを使用した場合、マルウェアブロッキングサービスはご利用いただけません。
- 本サービスをご希望されないお客様につきましては、別途適用外DNSサーバをご用意しております。こちらよりご確認ください。
- お客様のパソコン機器等へのマルウェア感染を防止するものではありません。別途お客様によるセキュリティ対策を行ってください。
- 全てのC&Cサーバへの通信を完全に遮断するものではありません。
- お客さまのインターネット通信の利用に何らかの不利益が生じた場合によっても、責任は負いません。
- 本サービスはお客様の通信内容を閲覧しているものではなく、機械的に検知しているために詳細について開示できません。
- 検知・遮断のために参照する情報の範囲は、業界団体のガイドラインに準じています。